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2024年秋、テレビで「わが県が誇る偉人ランキング 47都道府県の偉人ベスト5」が放送された。宮城県民が選んだ1位は、もちろん伊達政宗公。そして、なんと2位になったのは、わが郷土の英雄、支倉常長。政宗公の密命を受けてはるばるヨーロッパへ渡航。ローマ法王にも謁見。常長は侍であり、リーダーであり、外交官であり、旅行者でもありました。苦労して帰国すれば、江戸幕府は鎖国で不遇を強いられますが、それでもその先進の意は、現代の県民の皆様にちゃんと支持されていることがすばらしい。ちなみに4位は「仮面ライダー」で知られる漫画家。5位の土井晩翠は、詩人・英文学者。県内・小中学校の校歌を多数作詞。
都道府県偉人ランキング・岩手県1位は「雨ニモマケズ」の宮沢賢治、2位はご存じ、二刀流・世界の大谷翔平。そして新潟県、不動の1位は田中角栄、2位は上杉謙信公。
日本各地には、歴史に名を刻んだ偉人たちが数多く存在します。その中にあって47都道府県のうち16府県で戦国武将が1位に選ばれています。宮城県の伊達政宗公もその一人。
ところで、支倉常長が県民の皆様から偉人として認知されるには、川崎町支倉常長顕彰会の存在がとても大きいと私は思っています。
事の起こりは34年前、宮城県がスペイン・コリア・デル・リオ市に常長像を寄贈。像の除幕式に川崎町の豊年踊り保存会の6名が踊りを披露し、拍手喝采を浴びたことでした。
翌平成5年1月、大沼千束氏を初代会長とし個人会員261名、団体会員8団体で顕彰会が設立されます。
その年の8月14日、第1回常長まつりが開催。円福寺での墓参。役場前で様々な芸能が披露され、渡邉榮次氏(支倉上)が製作した初代サン・ファン・バウティスタ号がパレードに華を添えることに。現在のまつりの形式は、このとき整ったようです。
その後、顕彰会は毎年の総会時に、講演会を開催。また、仙台のすずめ踊りを習得し、常長まつりに参加。31年前からは岩出山町の「政宗公まつり」に招待され、県内はもちろん、常長ゆかりの山形県米沢市などへも視察旅行を実施。着用する上品な半纏(はんてん)は、27年前に50着オーダーした高級品。
設立から33年。この間、会長職は寛野秀雄、渡邊昭、眞壁茂信の各氏が担い、今年度、大沼大名氏が就任。
改めて、石巻市の造船所でサン・ファン号の復元作業が始まったのは34年前の平成4年4月。その2カ月後、支倉豊年踊りのメンメンがスペインで踊りを披露したのです。
常長を思い、常長を偲び、常長を弔う墓が宮城県に5カ所あるといわれていますが、常長は多くの人々に知られていたわけではありません。
顕彰会の皆様の地道な33年の活動が、支倉常長を、常長の雄図を世に知らしめ、人々に知らしめたことは誰もが認めるところではないでしょうか。たいしたもんだっちゃ。
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